ウィッグ

ヘアドネーションって、ウィッグを化繊じゃなくて、人毛でつくるための髪の毛の寄付なんですか?

自分の髪の毛を寄付として、提供するヘアドネーション。

子供達が待ち望んでいるカツラ(ウィッグ)は、人毛のウィッグです。

化繊だと安価に作れますが・・・

化学繊維だと、ウィッグは安く作れます。

ただ、ひと目見て、

カツラだなー

と判ってしまいます。

なので、病気で傷ついて繊細になってる子供達は、人毛のウィッグが希望なんですね。

人毛のウィッグは高い

ところが、人毛のウィッグは、

  1. 髪の毛を集める
  2. ウィッグ用に髪の毛を加工する
  3. 人の手で型に縫い付けていく

という工程があるために、どうしても高額になりがちです。

そこで、髪の毛の寄付を行うヘアドネーションが必要とされているわけです。

ヘアドネーションってどうやるの?

ヘアドネーションは、条件が一杯あって難しそう・・・と思われますが、実は簡単です。

  1. 髪の毛を31cm以上に伸ばし
  2. お近くのヘアドネーション賛同美容室で、
  3. 「ヘアドネーションしたいです」と予約をするだけ

です。

注意は髪の毛を束ねて切ってもらうこと

髪の毛を束ねて切ってもらう
髪の毛を束ねて切ってもらう

ヘアドネーションで特別に割り増しになるようなことは、殆どありません。

自分で髪の毛を送る場合は、たんなるロングをショートにカット、です。

ただ、自分で送る場合は、注意があって、髪の毛を束ねて切ってもらうことです。

そうでないと送付がやりづらいです。

また、まとまってないと、受け付けた団体側で束ね直す手間が発生します。

できれまとめて束ねて切ってもらうようにしてあげてください。

でないと、ちょっと迷惑なヘアドネーションになってしまいます。

ヘアドネーションを待っている子は、全国に100人以上

ヘアドネーションのNPO団体、ジャーダックさんによると、ウィッグを待っている子供は、186人だそうです。
(2023/04/15日現在)

1つのウィッグを作るには、約30人から50人分のヘアドネーションが必要です。

ということは、

 186人待ち × 50人 = 9,300人

の髪の毛の寄付が必要、ということになります。

ヘアドネーションは無駄じゃない

なぜか、

ヘアドネーションは無駄

ということ言われてますが、普通に計算したら全然足りてないことが判ると思います。

あなたのその髪の毛が、誰かを幸せにします。

ぜひ、ヘアドネーションやってみてください。