
ヘアドネーションって、ウィッグを化繊じゃなくて、人毛でつくるための髪の毛の寄付なんですか?
自分の髪の毛を寄付として、提供するヘアドネーション。
子供達が待ち望んでいるカツラ(ウィッグ)は、人毛のウィッグです。
化繊だと安価に作れますが・・・
化学繊維だと、ウィッグは安く作れます。
ただ、ひと目見て、
カツラだなー
と判ってしまいます。
なので、病気で傷ついて繊細になってる子供達は、人毛のウィッグが希望なんですね。
人毛のウィッグは高い
ところが、人毛のウィッグは、
- 髪の毛を集める
- ウィッグ用に髪の毛を加工する
- 人の手で型に縫い付けていく
という工程があるために、どうしても高額になりがちです。
そこで、髪の毛の寄付を行うヘアドネーションが必要とされているわけです。
ヘアドネーションってどうやるの?
ヘアドネーションは、条件が一杯あって難しそう・・・と思われますが、実は簡単です。
- 髪の毛を31cm以上に伸ばし
- お近くのヘアドネーション賛同美容室で、
- 「ヘアドネーションしたいです」と予約をするだけ
です。
注意は髪の毛を束ねて切ってもらうこと

ヘアドネーションで特別に割り増しになるようなことは、殆どありません。
自分で髪の毛を送る場合は、たんなるロングをショートにカット、です。
ただ、自分で送る場合は、注意があって、髪の毛を束ねて切ってもらうことです。
そうでないと送付がやりづらいです。
また、まとまってないと、受け付けた団体側で束ね直す手間が発生します。
できれまとめて束ねて切ってもらうようにしてあげてください。
でないと、ちょっと迷惑なヘアドネーションになってしまいます。
ヘアドネーションを待っている子は、全国に100人以上
ヘアドネーションのNPO団体、ジャーダックさんによると、ウィッグを待っている子供は、186人だそうです。
(2023/04/15日現在)
1つのウィッグを作るには、約30人から50人分のヘアドネーションが必要です。
ということは、
186人待ち × 50人 = 9,300人
の髪の毛の寄付が必要、ということになります。
ヘアドネーションは無駄じゃない
なぜか、
ヘアドネーションは無駄
ということ言われてますが、普通に計算したら全然足りてないことが判ると思います。
あなたのその髪の毛が、誰かを幸せにします。
ぜひ、ヘアドネーションやってみてください。